- 商品企画の意図
ゼミで輪読した、高須正和(2016.4.22)「メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。」株式会社インプレスR&Dで取り上げられていたアクションカメラ「ゴープロ」に興味を持ち、商品企画を始めた。企画の背景としてまず、インスタグラムの人気により、フォトジェニックな物や空間、一般的なカメラとは違った特徴を持つカメラへの需要が高まっていると感じた。市場分析として以下7種類の商品の特徴をまとめた。
インターネットサイト
・チェキ
instax.jp/mini8plus/
https://www.fujifilm.co.jp/innovation/achievements/instax/
富士フイルム公式ホームページ
・写ルンです
83%AB%E3%83%B3%E3%81%A7%E3%81%99
・ミラーレスカメラ
http://cweb.canon.jp/eos/special/m100sp/index.html#spec
一眼レフカメラ
http://cweb.canon.jp/eos/lineup/9000d/
・セルカレンズ
https://item.rakuten.co.jp/premiersfactory/op_002/?iasid=07_10095__122209885_vpr-jc79f8e8-qxj1
・インスタ360 One
https://www.insta360.com/product/insta360-one
・ゴープロ
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130221/267332/?P=2
https://www.apple.com/jp/shop/product/HKNT2J/A/gopro-hero5-black
下の表ではアリババのアクションカメラをゴープロと比較。
・類似点①持ち運びやすさ②水中撮影可能③Wi-Fi接続可能④広角レンズ⑤体に装着可
・ゴープロより優れている点②カラーバリエーション③低価格
・ゴープロに劣る点①タッチパネル操作②音声コントロール③高画質④長期保証
これらを踏まえ、ゴープロを欲しいと思っているが値段が高く手が届かない人、 ゴープロに興味はあるが実際にどのようなものなのか試してから購入したい人、旅行先などその場限りで使用したい人、インスタグラムの投稿で周りの人よりも少し差をつけたい人に向けてアクションカメラを調達するといいのではないかと考えた。
また、日本で販売されているアクションカメラは数万円する高価なものが基本的で、購入しやすい低価格の商品は普及していないと感じた。そこで、学園祭で販売することを踏まえ、流行に敏感で写真への興味が強い女子大学生にターゲットを絞り、スマートフォンや一眼レフカメラとはひと味違う撮影ができる低価格の商品を企画することとした。 商品が提供する具体的な便益としては、①画角の広さにより、臨場感が出る。 ②水中撮影可能。③三脚など、カメラに付けるアクセサリーを利用することで様々な視点から撮影可能。④小型、軽量であるため、外出時に負担なく持ち運べる。以上4点である。高画質、長期保証の点では弱みとして切り捨てるが、ゴープロよりもカラーバリエーションが豊富で低価格である点を強みとして設定した。また、アクションカメラにアクセサリーを付けて撮影することに面白みがあるため、三脚をセットで販売することを考えた。学園祭でダンスなど実演の撮影や、セルカ棒としても機能するため、持ち歩いて使える。また、マイクロSDカードを本体に挿入しないと撮影ができないため、こちらもセット販売を検討した。