振り返り

7 振り返り 

 

私たち電球ソーダ班は販売目標に近い個数を売り、損益分岐点を余裕をもって上回ることができました。 

調達の点では、中国の製品は日本で購入するのと比べ、安く調達できたのですが、日本までだと送料が高いため、中国にいるうちに調達しきることが得策だと感じました。そして、学祭で売るにあたっては、質よりも価格や見た目に消費者が反応を示しやすいと思いました。 

予想外だったことは、中国からのボトル輸入で税関を通る際に、用途の説明をFedexの人から求められ、輸入製品取り扱いの指導を受けたこと、その通関に税金が意外とかかったことです。また、私たちの屋台の目の前や入口付近で、低価格でタピオカが販売されていたこと。電球ソーダを知らない数人の方から水発電と勘違いされ、中のジュースの水による発電で電球が光っていると思われたことは予想外でした。 

〈 考察 〉 

 

販売を終え、今回のプロジェクトの上手くいった点と、上手くいかなかった点について考えました。 

上手くいった点としては、①個数の予測がうまくいったこと。②値段の予想が妥当だったこと。③通る人の目を引いたこと。の3点があげられます。 

①については、先にも述べたように、昨年の来場者数を参考にして個数の予測を立てたことが成功につながったと思います。 

②については、周りの飲料を売る店舗に比べ価格が少し高めでしたが、電球ソーダという知名度や、電球型ボトルや電球キーホルダーの見た目の可愛さなどの付加価値があり、順調に売れたのだと思います。 

③については、店舗の装飾の電飾や電球キーホルダーの光が良い宣伝効果になりました。 

 

上手くいかなかった点としては、①昼間は日の光により、電球の光が伝わりにくかったこと。②ボトルの大きさが思っていた以上に大きく、中身の飲み物の量などを考えると見栄えがあまりよくなかったこと。の2点がありました。 

①については、日の光についてもあらかじめ考慮して対策を打つべきだったと思いました。②については、コストとの面で、容器の大きさに合わせて飲み物を入れてしまうと飲料のコストが計画していたより大きくなってしまうため、容器と中身とのバランスが良くなかったかなと思いました。ボトルをもう少し小さいものにし、中身をたっぷり入れたほうが見栄えが良かったなと思いました。 

 

 

参考文献 

・学習院大学 公式サイト +ACTIVE! 

・アリババ 

・タオバオ